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妻に聞いてはいけないことを聞いてしまった話

夫婦の話

僕は、心臓の病気になりました。

現在は自宅療養中で、少しずつですが体調も良くなっているように感じます。

心臓病で手術した話はこちら

病院から退院してきた直後は、まだ身体もよく動かずただ家で安静にする日々でした。

自分のこともままならず、着替えとかも手伝ってもらっている状態でした。

家事をしたり子どもたちと遊んであげることもできずに、

自分は何をしているんだろう。妻や子どもたちに気を使わせて、妻の仕事を増やして、負担を増やしているだけじゃないか

早く退院したかったはずなのに、家にいるだけで何もできない自分がとても無力で情けなくなりました。

身体がうまく動かないことやほんとに身体は良くなるのかという不安、誰の役にも立っていないという自己否定…

いろいろな思いが重なり、自己肯定感も下がりに下がりきっていました。

そんなとき、ふと妻に聞いてしまいました…

「自分がこんな病気持ちだと知っていたら結婚しなかったよね?」

言ってしまった言葉に後悔しました。

そんな事を今更言われても困るだろうし、「病気持ちと知ってたら結婚しなかった」と答えられても、自分も妻も傷つくだけで、なんもいいことないクソみたいな言葉を投げかけてしまいました。

心底後悔しましたが、妻から返ってきた言葉は自分の想像していたものと違いました。

結婚していたかどうかはわからないけど、先に自分が病気を持っていると知っていたらあなたは結婚しようと言わなかったかもしれないよ。病気になったのが今で良かったね。」

僕はそんなお人好しではないしもっと自己中心的な人間だよ!とツッコミを入れたくなりましたが、妻が起こってしまった事象についてとてもポジティブに考えていることに驚きました。

仕事ができなくなった、趣味の運動ができなくなった、重い物が持てなくなった…自分はできなくなったことや失ったものばかりを考えていましたが、

妻は、

「今できることをしたらいいじゃん」

「やれること少なくなった分、選択肢が狭まったから何するか決めやすいね」

「来年にはまたできるようになるかもよ、伸びしろが増えたね」

そんな言葉をかけてくれました。

たしかに病気になってしまったことは残念だし辛いことですが、病気になってわかったことや普段ならできなかった経験もあります。

今までの当たり前は失いましたが

意外になんとかなってるということと、妻のおかげで

自分にできることはまだある

というふうに、前向きになれました。

人生どん底だと感じている方、まだできることはあるみたいです

私事ですが、最後までお読みいただきありがとうございました。

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